今日はHSP(Highly Sensitive Person、高感受性のある人)について考えていきます。
私、繊細さんかも
私もHSPなのかな?
と思ったことがある人は少なくないはず。
5人に1人はHSPだと言われています。
私自身もHSPであり、それが仕事選びに大いに影響を与えてきました。
HSPは、物事を深く感じる能力を持っており、それは一見すると弱点のように思えますが、実は多くの仕事で強みとなります。
この記事を読んで、あなたに合った働き方を考えていきましょう。
この記事で分かること
・HSPとは
・HSPに向いている仕事
・HSPが仕事選びで注意すること
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HSPとは?
まずは、HSPについて説明します。
HSPは、周囲の環境や人々の感情に敏感に反応する人のことを指します。
これは約20%の人々が持つ性質で、神経系が微細な刺激に対して敏感に反応するために起こります。
HSPは、深く感じる力を持つ一方で、過剰な刺激に対してはストレスを感じやすい傾向があります。
・ものごとを深く考える
・共感能力が高い
・人に影響されやすい
・五感が鋭い
これらの特徴も持っています。
HSPの中でも、タイプが分かれています。
大きくは内向型とHSS型(刺激追求型)に分かれます。
HSPのうち、7割は内向型。3割はHSS型だと言われています。
内向型か、HSS型かによっても向いている仕事が異なってきますので、自分のタイプが分からないという方はこちらの動画をご覧ください。
私は刺激追求型(HSS型)のHSPです(*^-^*)
熱しやすく冷めやすい!笑
2. HSP向きの職業とは?
HSPにとって適した職業とは、敏感さと深く感じる能力を活かすことができるものであると言えます。
・クリエイティブな仕事
・人の感情を理解し対応する必要がある仕事
・データ分析やリサーチ職
などは一般的にHSPに向いていると言われています。
2.1 クリエイティブな職業
HSPは、感受性が高いため、アーティストやライター、デザイナーなどのクリエイティブな職業に向いています。
細部への注意力と深い感情の理解が、芸術的な表現やオリジナリティ溢れる作品創りに役立ちます。
また、敏感さは新しい視点やアイデアを引き出すための原動力となるでしょう。
その他、クリエイティブな仕事の例としては
・ダンサー
・イラストレイター
・YouTuber
・料理人
・カメラマン
・ハンドメイド作家
などがあげられます。
2.2 人の感情を理解する職業
HSPは、他人の感情に対する理解が深いです。
人の気持ちが分かるという長所は、カウンセラーや公認心理師、ソーシャルワーカーなどの職業に非常に役立ちます。
人々の痛みや困難を理解し、適切な助けやアドバイスを提供することが求められる職業は、HSPの共感力と敏感さを最大限に活用する絶好のフィールドとなります。
その他、人の感情を理解する仕事の例としては
・看護師、理学療法士、作業療法士
・介護士
・保育士
・助産師
・整体師
・スポーツトレーナー
・接客業
などがあげられます。
また、動物を相手にする仕事も向いていると言われています。
2.3 データ分析やリサーチ職
HSPは細かい情報に対する高い注意力を持っているため、データ分析家やリサーチャーといった職業でも活躍することができます。
データのパターンや微細な変化を見つけ出す能力は、多くの産業で価値を生むための重要なスキルとなります。
データ分析やリサーチが必要な仕事の例としては
・SNSマーケター
・YouTuber
・プログラマー
・ブロガー
・税理士
・行政書士
・経理コンサル
・検査や検品
・工場ラインの作業
などがあげられます。
実際の声
しかし、世間一般で言われている「向いている仕事・向いていない仕事」と「実際の声」は随分異なるようです。
こちらの動画は、今まで私にご相談くださった300人の声をまとめました。
実際の声を知りたい方はこちらをご覧ください。
HSPが仕事選びで考慮すべきこと
HSPの方々が仕事選びをする際に考慮すべきは何でしょうか?
まず、環境を考慮することが大切です。
オフィスの騒音や人間関係のストレスなど、過剰な刺激はHSPにとっては難しい場合があります。
また、HSPは自分を理解することと、メンタルケアを大切にしましょう。
自分が何に対して敏感で、何がエネルギーを消耗させるのかを理解し、それに対して適切に対処することが大切です。
それにより、HSPの強みを最大限に活かし、ストレスを最小限に抑えることができます。
人から言われた向き・不向きよりも、「自分」がどう思うかを考えて仕事選びをしてくださいね。
まとめ
HSPは、その敏感さと深く考える力を活かすことで多くの職業で活躍できます。
その中でも特にクリエイティブな職業、人々の感情を理解する職業、データ分析やリサーチ職は、HSPの特性を最大限に生かせる職業と言えるでしょう。
しかし、仕事選びにおいては自分自身の感受性を理解し、自分で「何が合っているかな」と考えることが大切です。
それにより、HSPの強みを活かし、同時にストレスを最小限に抑えることができます。
HSPという特性を理解し、それを活かすことで、長所にすることができます。
この記事をご覧くださった方が、自分を理解し、自分に合った働き方を見つけることを応援しています。
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